It requires a shift of paradigm.
小寺信良の現象試考:思い切って放送行政のちゃぶ台をひっくり返してみよう(ITmedia+D)


以下引用

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 保存はしないが、タイムシフトはしたい、またプレイスシフトとしてモバイルデバイスでそれらを見られるようにしたい、 という欲求は残るかもしれない。それだったらいい手がある。デジタル放送だと権利者が納得してくれないことが分かったので、デジタル放送はもうやめちゃえばいい。こういう点はアナログ放送のほうが便利なので、それでいいだろう。

 デジタル放送は、これまでの設備投資やインフラが無駄にならないように、ワンセグだけ残そう。セグメントが1/12で済むので、今後の設備投資もずいぶん楽になるはずである。

 今のダビング10と補償金の議論とは逆方向をシミュレーションしてみたが、なんだか消費者にとってはいいことだらけになってしまった。ということは今の放送にまつわる議論は、消費者にとっては非常に後ろ向きであるという事が分かる。

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 さすが小寺先生、切れ味鋭い上にノリノリで書いてますねw まあ冗談はさておき、記事の通りに確かに現在の論議はなんとも後ろ向きな話。

 アナログ継続+ワンセグというのはけっこう可能性を感じる話でもあります。これを機に県ごとの縦割り電波割り当てなんてやめてしまって、地デジ(笑)に使う残りの12セグメントもワンセグx12として使うことにして、全国どこにいても、全国各地の番組が見れるようにしたらいい。ワンセグ放送向けのデータは小さく、全国各地のアンテナに送ったってたいした負担にもならないでしょう。もう地デジを見越してハイビジョンテレビやブルーレイを買ってしまった人はどうするかって?VODやブルーレイのレンタル視聴に大いに活用していただけば結構ではないでしょうか?娯楽用家電を買うだけの余裕がある人ならきっと時間も金もお持ちのことでしょう。