朝日式

今朝の朝日新聞のトップ記事の大見出し、見出し、グラフの文字を抽出してみよう。
「キモイ」「ウザイ」・・・
学校裏サイト 半数に中傷
中高生閲覧23%、記入3%
いじめなどの温床になっているとされる「学校裏サイト」について(中略)中高生を中心にした裏サイトの深刻な実態が明らかになった。
文科省調査

「非公開」相当数 いじめの温床に

学校裏サイト」には何が書かれているか?
「キモイ」「ウザイ」などの誹謗・中傷 50%
わいせつ表現 37%
「死ね」「殺す」などの暴力表現 27%

などといった記事。
この記事に書かれていることを使って、違うことを書いてみよう。

いじめなどの温床になっているとされる「学校非公式サイト」について、文科省が初めて行った実態調査の結果が公開された。学校が関与していないが、学校生活について書き込まれているサイトを「学校非公式サイト」と位置づけて調べた。
3万8260件のうち、2chなどの掲示板のスレッドが全体の9割近くを占め、「裏サイト」などと呼ばれているものの実態は、ほとんどがただのスレッドでしかないことが判明した。
また、47ある都道府県のうち3つの県でのみ内訳を細かく調べ、「学校非公式サイト」を「知っている」は33%と三分の一程度であり、「見たことがある」は23%と四分の一にも満たなかった。また、「書き込んだことがある」はたったの3%だった。また、書き込みを見たことで「自分が落ち込んだことがある」と答えた生徒も8%にとどまり、それについて誰かに相談した生徒はその中でさらに半数程度だった。
調査結果から、実際に「学校非公式サイト」に書き込みを行うなど利用している生徒は33人に一人にも満たないごく少数であり、マスコミやNPOの過剰な心配であるということが判明した。また、誹謗中傷や「死ね」などの暴力表現が見受けられるのも、実際に本人に面と向かって投げかけることさえできないという、子供たちのコミュニケーション能力の低下を示すものといえる。また、ネットという空間が自分たちだけのものと誤解している面もあり、実際には誰もが見ることの出来るものであり、さらに「誰が書いたものか」というのは捜査すれば判明することであるということも知らないというネットリテラシーの不足をも示している。
英語の初等教育などと悠長なことを言っている暇があれば、情報機器の所有にあたっての最低限の知識とマナーの周知、ひいては道徳教育の強化をするべきではないだろうか。




ちなみに、文科省の調査結果自体は見ていません。上の文中の数字は、全て朝日新聞の記事によるものです。
マスコミって面白そうだよね。