忍び寄る三十代

わりと祝われたのでこの場も借りて御礼申し上げ。

 20代最後の年なわけですが、普段はまわりの大学の同期が若いので年齢とかあんまり気にする機会がありません。ただ今年は、年始に高校の同窓会があって、高校の同期の様子を見るに、やっぱ30手前なんだ、みたいな感覚が湧いてきたりもしました。毎年2回集まってる高校の同期たちは、「おい早く就職しろよwww」「うるせぇ社畜www」みたいな集団なわけですが、同窓会では、エリートっぽさ漂う、世間の皆様のイメージの中でのうちの高校の卒業生の典型みたいな同期たちがいたわけです。その中には、もう弁護士として仕事してる同期も何人もいました。工学部を投げ捨てて法学部に入って、ローに行こうとしてる学部3年生、というのが今の自分ですが、「29歳になっている高校の同期」「今の大学の同期が29歳になった時」の存在を意識した時、「今ここにいる自分は何者か」を考えると果てしない焦燥感を感じずにはいられないところです。


 …とはいえ、思い返せば高校の時も学年で底辺の成績だったわけで、高校の同期や今の大学の同期のトップの方と比べて凹む必要も別にない気がする。学に志したのも孔子より10年遅いことだし、慌てずこれからものんびり成長していこうかな、という所信表明でございました。