自分の21世紀最初の10年を振り返る

 2010年ももう終わりです。

 21世紀最初の10年だったわけですが、自分を振り返るとどうだったかな。2001年には、21世紀最初の浪人生になり、2010年を終えようという今は大学生だったりします。つまるところこの10年間、ほぼ大学に関わり続けているわけです。その、大学との関わり方を振り返ると、無目的→無気力→迷走→再発見と整理できるような気がします。この10年間の評価は、今はまだ下せないと考えています。この10年間が有益であったと胸を張れるためには、今後数年間でそれに見合うことをなせた、と言えるようでなくてはならないでしょう。しかし、少なくとも無駄でなかったということについては自信をもって言えます。今は亡き武道の師は、「稽古とは出直しと回り道の繰り返しである」と言いました。回り道をし、出直した今、10年前とはまったく異なった意味を持って大学と向きあうことができる。それだけで、この10年間が無駄でなかったことは誰に対しても誇りを持って言えるだろうと思っています。ここまでの10年を有益なものであったというためにも、今後も自分の価値を高めて行かなくてはならないでしょう。