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英ＢＡＥシステムズ、「ＦＸ」採用ならユーロファイターの技術情報を開示(NIKKEI NET)
これ真面目に検討したらどうだろうか。EUのユーロファイターは”我々はブラックボックスを設けない”として、技術情報を開示して販売すると言う。一方のF22はこう。
”米軍は１機約１億４０００万ドルで調達している。日本に輸出する場合、輸出仕様にするための設計・改造費などを含め約１億ドルを上乗せしたかたちだ”
この改造というのが、期待の性能向上とかそういったものではなくて「先端機密技術のブラックボックス化」のための改造であり、そのために一機につき１００億円以上を要求しようというものである。暴利とかってレベルじゃねーぞ。
F22の2億5000万ドルに対し、ユーロファイターは3800万ドル。技術の開示により今後の国内の航空産業の発達や独自の防衛能力の強化にも結びつくだろう。アメリカへの依存を軽減することにもなる。もうユーロファイター採用でどうですか。
ただ、過去のアメリカによる日本の装備への強硬な干渉（Ｆ２の例などがわかりやすい）等の歴史を見るに、アメリカが日本のユーロファイター採用を見過ごすとも思えない。軍事力の強化に消極的な政権の誕生により危機感を覚えた軍需産業界のロビー活動が行われ、政治的な要因から結局バカ高いF22か、F35あたりを採用することになるんじゃないか。
