学内にビデオカメラもった不審な3人程度の集団がいると思ったら日テレの腕章のようなものをつけてました。脇を通ってもスルーされてしまって残念と思っていたら、後ろにいたチャラ男が捕捉されて「承る」とかなんとか書かれたボード読まされてるわけですよ。H1N1インフル絡みかと思いきや、実にくだらない。日本テレビ様が漢字の読めない大学生を探しにお越しらしい。東京でインフルが出てるってのにわざわざご苦労なことだ。

 こういうのに限らず、街頭インタビューとかそういうのは、基本的に印象操作以外のことに使うものじゃない。きっとあの集団が受けている指示は「アホっぽい誤答とか自信たっぷりに間違えるゆとりとかを○組撮影して来い」とかそんなものなんじゃないかな。俺がプロデューサーだったら迷わずそう指示するし。「意外と普通に読める大学生が多くて安心しました」なんて番組作るPがいたらクビにするだろう常識的に考えて。一日中TVみてる世代はそんな番組見たらチャンネル変えるでしょ。ネットについてよく言われる「自分の見たいものだけを見る」という点は、TVにしたって何も変わらないわけで、「今の若者は・・・」とか言っていられる番組の方を見たい人のほうが多いことでしょう。

 いつ何の番組に使われる予定か知りませんし見るつもりも皆目無いですが、見なくてもイントロから内容から結論まで残念なほどに予想が付きますね。