初音ミク発売から1年半が経った。クリプトンは、グッズの乱発を避けてブームを持続させながら、無信託での楽曲販売にチャレンジ。「CGM型の音楽流通」の実現を目指している。
 「楽曲を一番大切に思っているクリエイター自身が曲の権利を保持し、外に打って出れられる選択肢があってもよいのではないか」
(記事より)

 著作権の“雪かき”は進んだか――初音ミク発売から1年半(ITmedia)




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 数年前に北米で行われた同様の調査でも、P2Pで音楽をより多くDLする人は、より多くのCDを実際に買うという調査結果が出ていました。フリーで入手できるものをカタログとして、本当に気に入ったクリエイターには投資をしたいという意識が国や地域を問わずに共通して存在するのではないかと考えます。



supercell (通常盤)

supercell (通常盤)

 曲ももちろん好きです。だけど、曲を聴くだけならニコ動なんかに行けばいつでも聞けるし、MP3も公開されているわけです。それでもわざわざこんなCDを買ったのは、本気でパラダイムシフトを起こそうとしているクリプトンとクリエイターがあったから、それにわずかながらも投資したいと考えたからでした。