2月11日。

 1889年の今日、大日本帝国憲法が交付されました。当時の国民はその内容すら見ずに祝賀ムードに沸いていたそうです。

 現代の日本では、最近少々下火にはなっていますが、内容の是非を問うことを後回しにして、改憲か護憲かの争いだけが存在しています。現行憲法について、【何がどうまずいのか/どう解釈しなおして現状に合わせるのか/このままでいいのか】というところをすっぽぬかして原理主義的な改憲vs護憲を戦ってもまるで意味が無いです。国民として見たい議論はその部分です。