決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

 なんと東洋的な結末。この作品そのものについてのネタバレはなんだかしないほうがいいような気がしてきたので、読んでいて思い出したような作品をいくつか紹介。

 まずはこれ。

百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

 原作のほうは読んだことがなく、萩尾望都の漫画のほうです。なんでこれを思い出したのか…そうか、結末がちょっと似てるのかもしれない。あと、「惑星開発委員会」「転輪王」といった単語のイメージがスターチャイルドのイメージに近いのかもしれない。直接は関係ないですが萩尾望都のSFの雰囲気が大好きです。オススメは「スター・レッド」とか「11人いる!」とか…

 次はこれ。

魔人 1―Devil (デラックスコミックス)

魔人 1―Devil (デラックスコミックス)

魔人 2―Devil (デラックスコミックス)

魔人 2―Devil (デラックスコミックス)

 不思議なことにだいたいどこのブックオフに行っても置いてある漫画。そんなことはさておき、大暮維人の「魔人」。生物の究極の形である情報生命体の『魔神』に対して、情報はまた情報という毒によって滅びるという発想を突きつける。これまた面白い作品でした。


 最後に、忘れるわけにはいかないのがこれ。
だんデらいよん(紫雨飯店/Platine Dispositif)
 主人公の名前から何からネタ満載。土星絡みの謎ワードはそういうことだったのか…