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ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 (中公新書)

　本屋でタイトルを目にしてなんとなく手に取る。
農業史・政治史・経済史に見るジャガイモの役割を解読するような本。

ジャガイモすげぇ！！１１１１

　ジャガイモは、もっとも過酷な条件下で栽培が可能な作物の一つ。
異常気象による飢饉、政治不安、経済の崩壊、戦争…　ジャガイモは各地で危機に際して人々を救い、世界中に広がっていった。

　食糧難や、気候変動による米や麦の栽培可能域の変動により、ジャガイモにまた光の当たる時代が来ようとしているのかもしれない。しかし、ジャガイモに頼らなければならなくなったら、世界全体がもはや危機的状況にあると言うべきなのかもしれない。

　どうでもいいことですが、人間が宇宙空間へ行くようになったら、持って行かれる作物は麦や米をさしおいてジャガイモなのかもしれないな・・・とか思いました。

ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)

なんかよく似たタイトルの本がありますね。

こっちも読んでみようかな。